「グリーン住宅ポイント」に間に合わなかった・・・
多子世帯だから100万円損した気分
安心してください!新しく「こどもみらい住宅支援事業」が始まります。
子育て世代は最高100万円の補助金がもらえます。
2021年12月15日をもってグリーン住宅ポイントは終了し、新しく「こどもみらい住宅支援事業」が設立されました。令和3年度補正予算が閣議決定された11月26日から遡って申請権利が発生するため、これから住宅を建てる方・リフォームを考えている方にオススメの補助金制度となります。
追記)2022年11月で「こどもみらい住宅支援事業」も終了となりました。代わりに「こどもエコすまい支援事業」が同じ2022年11月より始まります。条件は基本的に同じですが、省エネ条件がZEH以上のみとなってます。
「こどもみらい住宅支援事業」は終了しましたが以下の記事は今後の参考のため残してます。
詳細は公式サイトで確認できるため、重要ポイントと概要を記事にします。
お得になる対象者
39歳以下or子育て世帯
・新築を建てる予定
・もしくは新築分譲住宅を購入
・夫婦いずれか39歳以下
・もしくは18歳未満の子供がいる世帯
・住宅性能は断熱等級4以上
上記条件全てに当てはまる方は60万円以上の補助金が確定します。「グリーン住宅ポイント制度」では多子世帯(18歳未満3人以上)もしくは3世代同居がポイントUPの条件だったため、条件が緩和されたことになります。60万円以上の補助金をもらうためには省エネ住宅の建設が必要となります。下の項目で説明します。
それ以外の方は中古住宅の購入orリフォームのみ
お得になる対象者以外も金額は下がりますが補助金ゲットのチャンスがあります。
・中古住宅の購入(建売含む)
・リフォーム予定
補助金の金額は45万円、子育て世代は60万円となります。リフォームの対象もグリーン住宅ポイントとほぼ同等となってます。
最高100万円を貰うには?
新築(分譲)を予定している39歳以下もしくは子育て世代が100万円をゲットするための条件は、ある程度高性能な住宅を建てることです。
・ZEH基準の住宅
・長期優良住宅などの高性能住宅
ZHE基準の住宅で100万円、長期優良住宅で80万円の補助金が支給されます。ZEH住宅の補助金は通常60万円なので、今回の「こどもみらい住宅支援事業」は破格の補助額です。
ZEH住宅や長期優良住宅についてはこちらの記事で解説してます。ざっくり言うと5kw以上の太陽光パネルを設置して電気を自給自足可能な家となります。⇨最高300万円!2022年☀︎住宅補助金・助成金のもらいかた「新築編」その①
他の補助金との併用
他の補助金との併用は基本的にできません。ZEHや長期優良住宅の補助金との二重取りはダメと言うことですね。併用できるのは次の補助金。
・すまい給付金
・住まいの復興給付金
・外構部の木質化対策支援事業
・地方の財源で行われる補助金
「すまい給付金」は必ず申請しましょう。(2021年度で終了)。日程が合えば金額の大きい「外構部の木質化対策支援事業」もオススメです。併用できる補助金についてはこちらの記事で解説してます。⇨「併用できる!2022年☀︎『住宅補助金』のもらいかた「新築編」その②」
実は併用できないZEH+や長期優良住宅(地域型住宅グリーン化事業)の方が補助金額は大きいため、こちらの枠を利用できない場合に「こどもみらい住宅支援事業」を利用するのがオススメです。⇨最高300万円!2022年☀︎住宅補助金・助成金のもらいかた「新築編」その①
リフォームについて
リフォームは工事請負業者が違っていれば併用可能です。
注意点
「グリーン住宅ポイント」は自分で申請することも可能でしたが、「こどもみらい住宅支援事業」は請負業者しか申請できません。新築工事契約を結ぶ前に申請可能な業者がどうか確認しましょう。
期間は令和3年11月26日から令和4年10月末までで、予算枠が無くなり次第終了となります。これまでの経験上、半年くらいは大丈夫だと思います。最終的にグリーン住宅ポイントは予算が残ってました。
※追記)期限の延長と予算の増額が決まりました。工事請負契約が令和5年3月31日までが対象となりました。5ヶ月の延長となります。ただし、断熱等級4での申請者は逆に期限が短くなり令和4年6月30日となります。
リフォームを希望する方は注意が必要で、補助額が最低でも5万円を越えないといけません。例えば宅配ボックス(補助額1万円)だけ補助金をもらいたいと言うのはダメと言うことになります。
ある程度大掛かりなリフォームが必要となります。
こどもみらい住宅支援事業概要
詳細については、下記国交省のサイトで随時更新されるようです。本記事の内容を見て補助金が欲しいと思った方は、国交省サイトをしっかり確認して解説動画を見て、工事業者に相談すると間違いなく高額補助金をゲットできるはずです。
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